経験談③六本木のキャバクラのお客さんで、どうしても忘れられない男性の話 ※センシティブあり※
※センシティブあり※ 男性のみなさん、これがオンナゴコロです
六本木のキャバクラに足を踏み入れる前、
地方のキャバクラで働いていた時
DV彼氏に定期的にぶっ飛ばされてた
いつものように体に痣があるのを隠すように最後の制服を着た
卒業してすぐ
彼氏に情報がいかないように、こそこそ動いた
引っ越し作業中ずっと心の中で祈ってた
帰ってきませんように
ばれませんように
逃げられますように・・・
(別記事でまた書きます)
無事引っ越しが終わって1日中泥のように寝た
やっと自由
ようやく好きなことができる
---
歌舞伎町、六本木、銀座
地元とは比べ物にならないくらいきらびやかだった
昔はスカウトもたくさんいて、ホストクラブも深夜営業できていた時代
いくつか体験入店をして、六本木の小箱に決めた
大箱も体験入店したけど、キャバ嬢の人数に圧倒されて
飛んでいくお金が大きすぎて
やっぱり怖かった
---
お店は小箱でも別世界だった
流れるジャズ
高級感のある椅子とテーブル
間接照明の柔らかい光の中にシャネルのバッグを持った、ドレス姿のキャバ嬢
ヘアセットもネイルもメイクも完璧で、みんないい匂いがした
地方のお店とは、何もかもが違った
小箱でもお金の使い方が地方と全然違った
2300円だった時給が、お客さんなしの状態でも5000円になった
写真名刺なんて持ったことなかったのに
本入店を決めて、一生懸命店の言うことを聞いて
新人ってこともあり、場内指名をたくさんもらえた
それもあって、割と早めに写真名刺を作ってもらえた
---
お客さんも色々だった
誰でも知ってるような芸能人
見るからにお金持ちそうなサラリーマン
先生と呼ばれる職業の人
アンダーグラウンドな世界にいそうな人
なぜお金を持ってるのか、見当もつかないような見た目の人
テーブルの上にはシャンパンが並んで
誰かが笑うたびに、乾杯の音が鳴った
---
指名のお客さんの中で、一人忘れられない人がいる
ほとんどのお客さんは
顔が好き、たぶん体目当て
褒められたい、楽しく飲みたい
ちやほやされたい
庇護欲、教えたい、囲いたい
そういう感じだった
でもその人は違った
指名はくれる
ボトルもあける
シャンパンもあけてくれる
でも何も求めてこない
アフターも
まめな連絡も特にない
営業メールするとすぐ来てくれる
・・・なぞだった
何も言わなければ、前に来てくれた時に入れたキープボトルを飲んでる
でも、なんか違うの入れる?と聞くと
好きにしなって言って、シャンパンを入れてくれる
同伴もアフターも
こっちから誘わないと誘われない
冷たいと思ってた
でも毎回指名だった
他の席では
一つも面白くないことに爆笑できた
でもその人といる時は、どうせ見抜いてくるから
面白いと思ったことしか笑えなかった
素の自分が出てしまう人だった
あうのが楽しみだけど怖い
半々だった
支配でも制圧でも管理でもない
初めての関わり方をした男性だった
一人の人間として扱われてる
そう解釈しようとした
でもどこかさみしかった
好きにしろって言われても
どこかで守ってほしかったし、もっとかまってほしかった
事実確認がしたいんじゃなくて、分かりやすい愛情表現が欲しかった
夜の世界は
自分勝手な感情が、むき出しになる場所
なのにそんな世界の中で育て直しをされているような
不思議な感覚だった
お店からは言われた
もっと引っ張れるでしょって
多分他のキャバ嬢なら引っ張れたと思う
でもお店の言うことは聞かなかった
わたしとその人の関係性に、口を出してほしくなかった
そのお客さんとは
お店をやめてから連絡をとらなくなった
なぜかは忘れてしまった
でも今でもよくわからない
あれは何だったんだろうと
たまに思う
---
それまでの私は、愛情に必ず条件がついてた
言うことを聞いたら愛される
役に立ったら存在を許される
無条件の愛情を
分かりやすい形でもらった記憶がない
だから大人になっても、分かりやすい愛情表現を求めてしまう
でも、分かりやすい愛情表現をしてくれる人は
支配や管理とセットだった
支配しない人は
分かりやすい愛情表現をしない
どっちも満たされない
---
そしてキャバ嬢たちにも、共通してることがあった
私の感覚だけど
すごく売れる子は、何かしら欲望みたいな強い意志がある
売れそうで売れない子は、過去や背景に大なり小なり何かある
何かある子で欲望が明確な子は、とんでもなく売れる
逆に小さい頃から愛され慣れてる子は、受け取るのが上手で売れると思う
でもそういう子が夜の世界には少なかった
分かりやすく愛してくれる人がどうてか支配してくる
支配しない人は、分かりやすく愛してくれない
---
男性のみなさん、オンナゴコロ、ちょっと伝わりましたか? 笑


あまり縁の無い世界のお話で、そうゆう世界に足を踏み入れる女性のことを少しだけ知れた感じしましたわ!
見透かされてるようでコメントしづらいですが(笑)今回も面白かったです。(興味深いかな)